放課後生活とは
子ども達は学校では集団生活でのルールを学び、家庭では家族のルールを学んでいます。
たくさんのルールに囲まれて、本人は何が悪いのか理解できていないのに、叱られるケースも多いと思います。
ふくろうでは、放課後の時間は途切れそうになった気持ちをつなぎあわせ、
楽しい一日だったと締めくくれるように心をふくらませる時間だと考えています。
嫌な事が会った日は少し職員にわがままをいって甘えてしまう事もあるかもしれません。
でもそれでいいんです。
ふくろうでの時間は『子供たちの明日へのリセットタイム』として受け止めており、自身の心の修復をしていく過程や、修復した分だけ彼らの心は丈夫にする時間だと考えているからです。
ふくろうでの放課後活動が子供の将来の生活の質の向上に繋がるものであってほしいと願っています。
支援内容
私たちふくろうはまず子供たちを理解することから始めます。
障がいの特性はもちろん、発達の状況や子どもの内面の葛藤や悩みを理解し、職員の間での情報を共有する為何度も議論します。
なぜなら彼らの行動にはすべて理由があるのです。
彼らに寄り添い、気持をさぐり、時には代弁しながらコミュニケーションをとり、信頼関係をつくります。
創作活動や遊び
ふくろうでは得意なことをやらせて、よく褒めます。なぜなら子ども達の『出来た!』の気持ちを自信に変える事が一番重要だと考えているからです。
本人のやりたいことを大人と一緒に行い、楽しいやうれしいなど、心が動く体験を仲間たちと共に分かち合うことにより、相手の気持ちに寄り添う事が自然とできるようになります。